工程分析

1)試料粉砕及び均質化

化学分析用ミキサーを用いて試料を粉砕し、均質化する





2)農薬成分の抽出

超臨界流体抽出装置(SFE)を用いて、農薬成分を抽出する。一斉分析では、SFEを用いた抽出法を採用することにより、有機溶媒抽出法と比較して時間の短縮・労力の削減を図ります。弊社SFE抽出システムは公定法と同レベルの感度と精度で試験することができます。



3)抽出液の濃縮

農薬成分抽出後の抽出液は、次の精製工程のために濃縮をおこなう。





4)抽出液の精製

農薬成分以外の夾雑物を除去するために固相カラムを用いて抽出液の精製を行う 。






5)分析を実施

ガスクロマトグラフ質量分析装置(GC/MS)及び液体クロマトグラフ質量分析装置(LC/MS)を用いて農薬分析を実施。抽出、精製した試料をGC/MSを用いて一斉分析する




6)データ解析

各農薬成分の検量線から残留量を定量する。定量後のデータとポジティブリスト基準値とを照合し、報告書を作成・発行する。